代表挨拶


代表取締役社長 田島克洋

弊社グループの2016年11月期(第8期)の連結業績は、売上高33億3千3百万円、営業利益3億6千7百万円、経常利益3億5千百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3億2千4百万円となりました。アセットマネジメント事業におきまして、ファンド運用資産残高、不動産等受託資産残高の増加に向けて営業力の強化を図り、積極的に営業活動を行い、特に、証券会社や税理士法人グループ等と顧客紹介契約を締結したことで、富裕層をターゲットにした新たな販売ルートを確立することができました。インベストメントバンク事業におきましては、販売用不動産物件の売却太陽光発電設備の売却等により、売却収益を計上することができました。今後は、既存ビジネス、新規ビジネスの両面で、収益力の向上を図り、株主の皆様からのご信頼に応えるべく、役職員一同これまで以上に業務に邁進し、全力を尽くす所存でございます。

今後、弊社グループが取り組むべき課題といたしましては、第一に太陽光発電用地、投資用不動産等のソーシング力の強化であります。太陽光発電ファンドの組成・販売を契機にして、富裕層顧客への販売ルートを確立することができました。今後、富裕層顧客が魅力を感じる商品を販売するために、より一層の太陽光発電用地、投資用不動産等のソーシング力の強化が必要であると考えております。第二に富裕層顧客への販売ネットワークの強化であります。先程も述べましたが、太陽光発電ファンドを契機にして、富裕層顧客への販売ルートを確立することができましたが、今後、さらに拡充させて、日本全国の税理士法人、会計事務所、証券会社、銀行等と顧客紹介契約、ビジネスマッチング契約を結び、販売力の強化に努めて参ります。第三にアジアビジネスの強化であります。不動産分野におきましては、アジアマネーによる対日不動産投資をより積極的に行って参ります。企業投資分野におきましては、提携先との合弁事業により、中国進出を目指す日本のベンチャー企業等への投資を促進して参ります。

弊社グループでは、企業価値の向上に向けて全役職員一丸となって業務に邁進して参りますので、株主の皆様方におかれましては、引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長  田島 克洋